5.どんなガラスでも銀粘土と組み合わせられ、焼成ができますか?
ガラスと銀粘土を組み合わせる場合、ガラスをフュージング(ガラス同士を溶け合わせて、溶着させること)してから使います。ガラスで石を作ると考えてください。
ガラスを室温から電気炉に入れ、700℃~860℃の温度でフュージングします。その後、860℃に達した電気炉の扉を開け550℃位まで温度を下げます。550℃になったら電気炉の扉を閉めて炉内温度が室温になるまでゆっくり除冷します。
その後、銀粘土と組み合わせてデコレーションしてから焼成します。フュージングしたガラスのかたちを変えずに銀粘土とガラスと組み合わせる場合、800℃×10分保持した後、550℃まで電気炉の扉を開けて急冷し、その後扉を閉めて室温までゆっくり除冷します。
作りになりたい形やイメージによって、制作方法は多少違いますが、共通してガラスと組み合わせる際に注意しなくてはいけないことがあります。
- ●ガラス単体での焼成では変色しなくても、ガラスによっては銀と組み合わせた場合に黄変する場合があります。
- ●ガラスと銀粘土相性が悪いと、割れてしまうことがあります。膨張係数が異なるガラス同士をフュージングすると歪が生じ、割れてしまいます。膨張係数90のガラスを使用されとよいでしょう。
- ●ガラスは、急激な温度変化を嫌いますので、常温から徐々に温度を上げます。そのために焼成は電気炉で行ってください。 ガラスは、高温で焼成しますと変形しますので、形を変えたくない場合はPMC3を使用し、800℃で焼成しましょう。
- 上記の点に注意していただき、まず使用されるガラスの溶け具合をテストしてから、作品制作されることをお勧めいたします。

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