

2月23日午後。1組のカップルが銀粘土体験をしにご来店。
来月に結婚するというお二人は、結婚指輪をお互いに作りあい、交換して思い出にするそうです。
その日が銀粘土初体験とのこと。
完成前に結婚指輪なら、ピカピカの鏡面磨きの方が良いと思い「ちょっとキズができていますから、きれいにしましょうか?」と尋ねると「ありのままが良いから、直さなくていいですよ」とお答えになりました。
確かに私たちが少し手を入れれば、ちょっとしたキズはきれいになってしまいますが、お二人にとって、そのキズまでもが愛おしいのかもしれません。ラブラブなお二人でした。
お幸せに。

焼成は、シルバーパンか電気炉をご用意ください。他の方法では「よいもの」は出来ません。
最後に仕上げ・・・
焼きあがったばかりのときは、表面が白くなっているということを、前のレッスンでお伝えしました。その皮膜を落とすには、ステンレスブラシが威力を発揮します。マット仕上げで良いようでしたらここで完成。リングの内側を磨くリング用ステンレスブラシもあります。また、表面にあまり傷がつかないように磨き上げるのには、ステンレスブラシよりも軟らかい真ちゅうブラシが良いでしょう。鏡面仕上げにしたい場合は、整形で紹介した、サンドペーパー、スポンジ研磨材で磨き上げ、最後にワークホースという特殊布にグラノール(ウイノール)をつけて磨きます。いぶし仕上げには、いぶし液を使います。場合により磨きへらで仕上げることもあります。
リング製作には、ご自分のサイズのリング焼成芯材と専用の紙テープ、セラミックテープが必要です。
私は、ギンスケの店長時代、正直なところ売り上げは上げたかったですが、勧められないものは、どんな理由があっても勧めるべきではないと思い、手間暇かかっても、良い道具をお届けしたいと考え、メーカー製のキットの販売は一切やめて、銀助のオリジナルキットを作りました。すでに道具を持っている方も、銀助キットの内容を参考しにしていただければと思っています。
キットの購入を考えている場合は、専門家がいるお店で購入してください。専門家(銀粘土に詳しい人)が居ないお店で購入すると、古い銀粘土の入ったセットを購入してしまうこともあります。とあるホームセンターでは箱の色が変わるぐらい長い間同じ箱が置いてありました。長い間おいてあると、銀粘土だけでなく、シルバーポットのキットでは、固形燃料も劣化しているはずです。
キットだけでなく、古い粘土を買ってしまったということは良く聞く話です。専門家の方でしたら、製造ロットを気にして販売しているはずです。ご注意くださいね。
関連リンク:銀粘土の通信講座GSCC

第6回目スタート!
昨日から、造形の工程へ進みました。造形は、シルバーアクセサリーの形を作る大事な作業です。手早く、きれいに行いたいものです。
本日のメソッドは、「タタラ板で均一な厚みにする(Z0013)」です。タタラ板は、均一な厚みにのばすために使います。2.0mm、1.5mm、1.0mm、0.5mmの厚さがあります。
今回は2.0mmのタタラ板を使って、2.0mmの厚さのプレートにします。
シルバーコロで粘土を軽く、平らに押さえます。次に銀粘土の両脇にタタラ板を重ね、平行に置き、銀粘土ローラーで中心から前に転がします。そして、そのまま戻しながら手前に転がし、もう一度前後に転がします。

今から約340年前の1670年2月25日に日本の土木史上重要な意味を持つ●●用水が完成し、それが由来で「●●用水完成の日」とされました。
●●用水は、湖尻峠にトンネルを掘り、芦ノ湖の水を富士山麓の村に導くというもの。長さが1342m、高低差は9.8m、働いた人の数はのべ83万人で約5年かけて完成させたと言われています。
●●は、毎年、駅伝が行われる、東海道五十三次の宿場の一つで江戸側から数えて10番目の宿場。
正解は「箱根用水完成の日」です。
入り口と出口の両方から掘って誤差はなかったそうです。すごいですね。ずれてしまったら大変なことですが・・・。