銀粘土(シルバークレイ)作品制作で
最低限必要な道具はこれ!
必要な道具について
「銀粘土やりたいけど何から揃えれば良いかわからない」 お店に来ていただいたお客さまのうちの半分以上の方は、こんなご質問をしてきます。ごくあたり前な質問だと思います。最初は誰でもわからないことばかりです。
何を作りたいか、続けてやっていくつもりがあるのかなどお話しをお伺いさせていただき、必要なものをご紹介させていただいています。時々以前どこかで目にした本で紹介されていた道具の事を聞かれる方がいらっしゃいますが、よい物は良い、必要ない物はいらないとお話をさせていただいています。
本に書いてあることも間違いではありませんが、ここでは「うまくなる」ためのワンポイントレッスンとして書かせていただいていますので、もし、あなたがうまくなりたいと思っているようでしたら、一度、本に書いてあったことなどはリセットしてください。経験し、失敗をしてみないとわからないことですが、良い道具を使うことは一番無駄がありません。私は、ここでご紹介する道具が「銀粘土の基本の道具」だと考えています。この道具類をベースに、新たにご自分で道具を付け足して、よりオリジナリティの高い作品を作っていただきたいと思います。
それでは、必要な道具を工程順に紹介させていただきます。

造形
まず銀粘土を扱うには、手につかないように銀粘土オイルを手に塗ります。
銀粘土をのばしたりする作業は、PEシートというシートの上で行います。クッキングペーパーなどと本に書いてあることもありますが、クッキングペーパーではペーパーのシワの跡がつきますのでPEシートを使いましょう。
銀粘土を紐状にのばすには、シルバーコロというものでのばします。ギンスケでは、「ギンスケ・オリジナルシルバーコロ」(通称ギンコロ)という道具を開発、販売しています。
均一な厚さにのばす場合は、粘土ローラー、タタラ板を使います。
造形したもののつなぎ目やひび割れを修正するときには、細筆を使い銀粘土の表面をならします。ギンスケでお勧めしている細筆の硬さが、銀粘土を運びつなぎ目やひび割れの修正にちょうど良い硬さです。
合成石やパーツなどを扱うときはピンセットが役立ちます。
乾燥
乾燥はクラフト用のヒートツールが早く乾燥でき、電気量も少なくて良いですが、ご家庭にあるドライヤーやホットプレートをお使いになっていただければOKです。乾燥用の箱と乾燥用網を使うとより乾燥効果が高まります。
ホットプレートの温度は、130℃位が適温です。200℃以上にはしないでください。
整形
作品に彫りなどを入れる道具は、基本道具には入れません。表面を整える道具に限定してご紹介します。ここで使う道具は、仕上げの道具とほぼ共通します。サンドペーパー、スポンジ研磨材、精密やすりなどが挙げられます。整形、仕上げの作業は、ゴム作業台50×50×100mmの上で行うと作業しやすいです。
焼成
焼成は、シルバーパンか電気炉をご用意ください。他の方法では「よいもの」は出来ません。これはきっぱり言っておきます。
仕上げ
焼きあがったばかりのときは、表面が白くなっているということを、前のレッスンでお伝えしました。その皮膜を落とすには、ステンレスブラシが威力を発揮します。マット仕上げで良いようでしたらしんちゅうブラシがおすすめです。リングの内側を磨くリング用ステンレスブラシもあります。鏡面仕上げにしたい場合は、整形で紹介した、サンドペーパー、スポンジ研磨材で磨き上げ、最後にワークホースという特殊布にグラノールをつけて磨きます。いぶししあげにはいぶし液を使います。場合により磨きへらで仕上げることもあります。
リング制作
銀粘土でのリング制作は、リング芯材を使用して作れば失敗なくサイズ通りに作ることができます。ご自分のサイズのリング芯材と専用の紙テープ、セラミックテープを使用して制作します。
ギンスケでは、これらの道具をセットした「ギンスケ基本キット」をご用意しています。
ご紹介した銀粘土(シルバークレイ)に必要な材料道具をセットにした「ギンスケ銀粘土基本キット」もご用意しております。ギンスケキットには、入門用「ギンスケ銀粘土基本キット」。仕上げ作業が、手早くできる「ミニルーター」などをセットした「ギンスケ・セミプロキット」。更に電気炉や高性能ルーターをセットした「ギンスケ・プロキット」をご用意しております。どちらにもオリジナルテキストがついています。

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